Mac OS Xのキーボードマッピングの設定機能(TN2056)を利用して、JIS配列キーボードをASCII配列にマッピングして利用することができます。
Mac OS X 10.4以降は(10.2 - 10.3 のように「Australian」を組み合わせることなく)XMLのファイルを配置するだけでASCII配列にマッピングすることができるようになりました。最新のmacOS 12まで特に変更なく使用できています。
作業前に留意して下さい
ここで紹介する方法は当方の環境でのみ動作確認されたものであり、他の環境での動作を保証する物ではありません。本文書に基づいた作業によるいかなる結果についても当方は責任を負いません。またご質問やご要望を頂いてもサポートはしませんので、自己の責任で実施、対処してください。説明を理解できない場合やトラブルの対処に必要な知識を十分に持ち合わせない場合は以下の作業を実施しないで下さい。
作業手順
1. 設定ファイル(JANSI-MacOSX10.4.zip)をダウンロードします。この中にJANSI.keylayoutというキーボードレイアウトの定義ファイルとJANSI.icnsというアイコンファイルが含まれています。これらをホームディレクトリ下のLibrary/Keyboard Layoutsの下に置きます。まだKeyboard Layoutsというフォルダが存在していなければLibraryの下に新規フォルダとして作成して下さい。
*** デフォルトで「ライブラリ」フォルダがFinderに表示されませんが、Optionキーを押しながら「移動」を開くと「ライブラリ」を表示できます。2. 「システム環境設定」を起動し、「言語環境」→「入力ソース」を開きます。まず直接入力のための「JANSI」を追加するために「+」から、「その他」にある「JANSI」を選択します。
3. 続けて「入力ソース」の「日本語 - ローマ字入力」から、日本語入力モードでの英字入力に「JANSI」を選択します。これで日本語入力中にもJANSI配列で入力が可能になります。
設定は以上です。
反映されたかキーボードビューアで配列を確認できます。メニューバーでの入力メニューでJANSIが選択されていることを確認して下さい。
備考
JANSI.keylayoutファイルは単なるXMLファイルです。私個人は今のJANSI配列に不便を感じていませんが、どなたでもテキストファイルを編集すれば好きな配列に変更できます。TN2056を良く読んで好みに合うよう調整してみて下さい。
また同時にXMLファイルでできることは限られています。より高度な設定を求めている方は他のツールを利用した方が良いでしょう。
反映されたかキーボードビューアで配列を確認できます。メニューバーでの入力メニューでJANSIが選択されていることを確認して下さい。
通常状態 |
シフト状態 |
備考
JANSI.keylayoutファイルは単なるXMLファイルです。私個人は今のJANSI配列に不便を感じていませんが、どなたでもテキストファイルを編集すれば好きな配列に変更できます。TN2056を良く読んで好みに合うよう調整してみて下さい。
また同時にXMLファイルでできることは限られています。より高度な設定を求めている方は他のツールを利用した方が良いでしょう。
Xのキーボードマッピングの設定機能(TN2056)を利用して、JIS配列キーボードをASCII配列にマッピングして利用することができます。 Mac OS X 10.4以降は(10.2 - 10.3 のように「Australian」を組み合わせることなく)XMLのファイルを配置するだけ ... キーボード.blogspot.com
返信削除リンク先で「ファイルが見つかりません」となってしまいます...
返信削除dropboxへのリンク壊れていたので変更しました。
削除ご指摘ありがとうございました。