JANSI : Mac OS X 10.3

Mac OS Xのキーボードマッピングの設定機能 (TN2056)を利用して、JIS配列キーボードをASCII配列にマッピングして利用することができます。

Mac OS X 10.3ではMac OS X 10.2と同様の設定ファイルを利用しますが、新しく追加された設定箇所があります。また、Mac OS X 10.2から同様の問題が残っており、「Australian」と組み合わせて利用する必要があります。


作業前に留意して下さい

ここで紹介する方法は当方の環境でのみ動作確認されたものであり、他の環境での動作を保証する物ではありません。本文書に基づいた作業によるいかなる結果についても当方は責任を負いません。また質問やご要望を頂いてもサポートはしませんので、自己の責任で実施、対処してください。説明を理解できない場合やトラブルの対処に必要な知識を十分に持ち合わせない場合は以下の作業を実施しないで下さい。


作業手順

上述の通り、Mac OS X 10.3には若干問題が残っているため、XMLファイルの追加とともに「Australian」を追加設定します。

1. 設定ファイル(JANSI-MacOSX10.2.zip)をダウンロードします。この中にJANSI.keylayoutというキーボードレイアウトの定義ファイルとJANSI.icnsというアイコンファイルが含まれています。これらをホームディレクトリ下のLibrary/Keyboard Layoutsの下に置きます。まだKeyboard Layoutsというフォルダが存在していなければLibraryの下に新規フォルダとして作成して下さい。

2. 「システム環境設定」を起動し、「言語環境」→「入力メニュー」を開きます。リストの中から「Australian」と「JANSI」を両方選択します。確認作業のために「キーボードビューア」も選択しておきましょう。

「Australian」と「JANSI」を選択


3. 「ことえり」の環境設定を開きます。「入力」を選択すると「英字入力時のキーボード配列」の選択項目が現れます。ここでJANSIを選択することで「ことえり」使用中の英字入力にもJANSI配列を利用できます。


「ことえり」の英字入力時も「JANSI」を選択


設定は以上です。設定を反映するためにログアウト、ログインしておくと良いでしょう。

反映されたかキーボードビューアで配列を確認できます。メニューバーでJANSIが選択されていることを確認して下さい。

通常状態

シフト状態

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